下腹引き締めについての注意点

下腹が気になりだすと、「ダイエットしなきゃ。とにかく運動!」
と焦りがちになるものです。特に結婚式や海水浴などのイベント事を
控えている方は、「あと1か月でこの下腹を引き締めないと…」などと
ワラにもすがる思いだったり。

ドレスや水着、きれいに着こなしたいですものね。

ぽっこりの原因が子宮筋腫などの病気にない限り、下腹の引き締めに
運動が良いことは、まず間違いのないところです。しかし闇雲に筋トレに
励むより、自分に合わせて下腹引き締めメニューを組んだ方が効果的なはず。

便秘や脂肪の蓄積が原因で下腹が出ている場合は、筋トレやエクササイズ
だけでなく、腸内環境や食生活にも気を配りたいですね。

また下腹を引き締める筋トレやエクササイズの中には、膝や腰が悪い方には
不向きなものも多くあります。膝や腰に負担がかかりそうなものは行わない、
あるいはかかりつけの整形外科や整体院で相談してみることをおすすめします。

さらに、下腹引き締めの強い味方である骨盤体操ですが、女性が行う
場合は注意が必要です。

女性の骨盤は、月経周期の中で開いたり閉じたりしており、生理前は
骨盤が開く時期に当たります。その為この時期に骨盤を閉める体操をすると、
人によってはまれに生理が遅れるなど、体調不良の原因となることも。

もっとも専門家の間では、骨盤が緩んでくる為、この時期はむしろ調整が
しやすいという意見もあるようですが・・・。

いずれにしろ自分の体調に留意して、無理のない範囲で行いましょう。